テレワークの爆増

緊急事態宣言を受けて4月より、出社制限が出てテレワークを強いられている人が多いが、急なテレワークで今後働き方がどう変わっていくのだろうか？

「ペーパーワークが出来ない」「通信やインフラが整っていなく不便」このような意見が大半を占めているが、これらは目先の課題出会って時間と共に解決していく内容である。

それより深刻で早急に整備しなければならないのは「働き方」の根本の考え方である。

新卒一括採用、年功序列、空気を読む文化、今まで日本を支えて来た人事制度や評価基準では明らかにテレワークは合わない。管理者が隣にいて管理している「気」だった事が出来なくなり、部下の仕事がどのように進捗しているかを把握しづらくなった。そもそもこれからの時代勤務管理をマネジメント層が一生懸命やる時代でないことは明白であり、しっかりとしたプロセス、成果を会社に提出出来る人間のみが生き残っていく時代になるはずで、実際にそこまで考え無いとそもそもテレワークをしたからの言って何も変わることは出来ないし、アフターコロナにはコロナ以前の状況に戻ってしまう事は見え見えである。

アルターコロナに向けて今やるべきことはそこであると考えている。そこまで考えられている会社がどの程度いるかは疑問ではありますが。