賢い子が育つ夫婦の会話
こんにちは
今日紹介する本は天野ひかりさん著書の
「賢い子を育てる 夫婦の会話」です。
まずこの本の結論になりますが、
夫婦の会話を多くすることで自分で考えて行動出来る子どもに育つ
と言うことです。
夫婦の会話が大事だ!と言うことについては
みなさんもなんとなくわかると思います。
自分が子どもの頃に親が会話しているのって記憶の中にありませんか?
子どもにとって一番近くにいる人物がお父さん、お母さんになりますので、その人がどんな会話をしているかということに
興味があるのは当然と言えば当然なのかもしれません。
ただみなさん!大人になって夫婦の会話を
子どもが聞いていることを意識して会話していますか?
ここがポイントです。
子どもは聞いているんです。親の会話を。
夫婦の会話は大事なのはわかったけど、夫婦の会話で育まれる子どもの能力とはいったいはなんでしょうか。
夫婦の会話で育まれる能力は5つ
①コミュニケーション力
②多様な価値観を受け入れる力
③非認知能力
④自己認識力
⑤問題を見つけ出す力
です。夫婦が会話することで子どもにこれだけの能力がつくんですね。わかる様なわからない様な私がしますが、皆さん、
③非認知的能力④自己認識力 って何ですか?
思ったんじゃないですか?
大丈夫です。その点について丁寧に解説していきたいと思います。
まず
③の非認知能力についてですが、
非認知能力を理解する前に「認知能力」について説明しますと、「認知能力」とは学力のことです。ですので非認知能力はそれ以外の能力の総称になります。
意欲、協調性、粘り強さ、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった測定できない能力のことで、認知能力は勉強で鍛えられますが、非認知能力は集団での行動の中でのみ鍛えられる能力のことです。
④自己認識力ですがこれも難しい言葉ですよね。
簡単にいうと「自分を分析する力」のことです。分析には、内面的自己認識、言い換えると主観的な分析、それと外面的自己認識、言い換えると客観的な分析、俯瞰的な分析があり、この2つの自己認識を高めることにより自分自身をしっかり把握し、気分や環境に左右されずに行動、判断する力を養うことが可能になります。
夫婦の会話の仕方で子どもは育つのは分かったと、じゃあ具体的に何をすれば良いのかと言う事を次にお話しします。
筆者は12項目を上げてますが、しろちゃんがぎゅっと少なくして3つにしてみました。
夫婦の会話を変えること3つ
1.会話を増やす
2.本音を言葉にして伝える
3.相手を思いやる気持ちで会話する
です。1つづつ説明していきます。
夫婦の会話を変えるべきこと
1つ目は会話を増やす
本書によると、日本人の夫婦の会話時間は世界50ヵ国中48位と極端に少ないんですね。会話をする事でコミュニケーションが取れます。本音で喋らないと夫婦の会話は続かないですよね。会話をして夫婦が向き合う姿は子どもを安心させます。
夫婦の会話を変えるべきこと
2つ目は本音を言葉にして伝えること
大変なことは言葉にして相手に頼る、黙認では無く認めること。
子どもは社会に出ますが、人を頼り、人を認める力があるところに人は集まります。人間力を鍛えるには身近な大人が実践する必要がありますね。
夫婦の会話を変えるべきこと
3つ目は相手を思いやる気持ちで会話する
やっているつもりかもしれませんが、当たり前すぎてなかなか言葉に出来ていないのではないでしょうか。
という事で以下の言葉にを言う実践をしてみましょう。
妻が言われて嬉しい言葉
①代わりにやっておくよ
②〜を一緒にしよう
③こんなに大変だったんだね。ありがとう
そんなに難しい言葉では無いですが、しろちゃん言えてないですね。皆さんはどうでしょうか。会話が少ないと思った方は奥さんに言ってみてください。
さあここまで説明してきました。
夫婦の会話の大切さよく分かっていただけたと思います。また夫婦の会話は本音で話さないと増えない事も理解頂けたかと思います。
興味のある方は是非読んでいただければと思います。
子どもの成長に影響の大きい夫婦の会話、是非実践してみてください。