takatomboのひとりごと(子育てパパの日記)

男性の子育てってなんだ?どこまでが子育て?毎日の気づきをブログに書きます。

2014年の終わりに

こんにちは

お久しぶりです。
最近は忙しさと忙しさのあまり思考が止まっていた事もあり、なかなかブログがかけない状況でした。

久しぶりに休暇をもらい少し頭の中が整理出来ていましたので、書いてみる事にしました。

久しぶりに何を書くのかという事が重要であるように思いますが、「何を書こうかなぁ」
なんて考えながら本屋により美術手帳のタイトルに「建てない建築家とつなぎ直す未来」とのタイトルがあり興味津々で
手に取る。

「建てない建築家は建築家では無いだろ?」なんて突っ込みがきそうであるが、3.11以降いや基をいうと9.11以降建てる事への
意味を問われるようになり、建てるプロセスや意味が建てる行為自体よりも重要になってきている。

建てる=なぜ建てるのか?=建てない理由を否定しなければならない この部分の整理をするというのが今の建築家に求められている。
なぜそうなったのだろうか?
 
理由は大きく二点ほどあり、一つは時代が進み必要最低限の建築は整備されている状況であるため、建物を建てる意味を問われる時代に入ったこと。
二つ目は多様化、透明化の時代になり、今後50年以上存在する事になる建物に対して、投資効果や影響について説明責任が生じていること。

そんな時代だからこそ、特集として「建てない建築家」なんてタイトルがついてしまうことになる。ただし建築家は建ててなんぼであり、建てる事が建築家の指名であることは間違いない。建てない事が全てであれば建築家事態が必要なくなる。
一つ言える事とすれば、ストックすること、建てない事、建てる事という選択肢が以前より増えたという事である。

建築家はその判断をも求められる職業なのだ。

多様化の流れは建築界の中でも大きく、建築家達はこの時代の中で貌を変えて建築家としての使命を全うしていくのだ。

これからの建築に注目したい。