虹

寝不足の授業。。現役の建築家に囲まれて一人で三人にいじめられるという究極の時間を終えて後は授業が終わるのを待っていた。周りがさわさわし始めた、外を見ると見事なくらいの夕焼けが見えた。すごく綺麗だった。次の瞬間に「虹だ」という声が聞こえ見てみると綺麗な虹が出ていた。その虹は大きくて根元まではっきりと見える。虹の根元は俺の居る学校からそれほど遠くなく距離的に言うと三百メートルぐらいなのだろうか、本当にそこに虹が突き刺してあるかのように感じた。こんなにはっきりしていて、大きい虹を見たのは初めてだ。それは俺の住んでいる地方が平な土地だから虹の根元が見れるようなところではない。この多摩川の斜面の上だからこそこれだけ綺麗に見えたのだろう。その次の瞬間自分の右側ははれているのに左側が雨が降っているという奇妙な体験をした。しかもその雨は十分ぐらい続いた。右が晴れて左が雨。その上に大きな今まで見たことのないはっきりした虹。その虹も三本見えた。凄い貴重な体験した。何か不吉な事が起きないといいけど。。。。