takatomboのひとりごと(子育てパパの日記)

男性の子育てってなんだ?どこまでが子育て?毎日の気づきをブログに書きます。

丹下健三研究会

丹下健三。。。誰もが認める日本人の巨匠。最初で最後の巨匠とも言われている。彼の作品を振り返ってみると公けのデビュー作である平和記念聖堂にはじまり、70年の万博前後で、彼の建築は終わっている。と言う見方をしている人が多い。僕のような万博以前の建物に触れる事をしてきていない人間にとってはピンとこないことではあるけれども。今回勉強してみて少しだけ分かった気がする。歴史の流れを読んでいく中で、その中で重要な建築として扱われるかどうかと言うのが重要である事には間違いない。その時代の流れはあるけれどもどれも洗練された建築が名作として残ってきている。その重要性を読む事が名作を作る方法であるような気がする。丹下の名作と言われている、広島平和聖堂はコルビジュエやテラーニといった建築家の影響を受けながら、さらに日本人の感覚で建築を洗練させた。僕は建築は空間が一番先に論ぜられなければならないと考えている。空間が一番にないと建築は正しい方向に向いていかないと思う。そういう意味でもこの世界平和聖堂は凄く魅力のある建物だと感じる。