東京文化会館
1961年東京にコルビジュエの遺伝子が西洋美術館の前に現れてから46年が経った今初めてその空間に足を踏み入れた
46年の歳月は建物の細部に多く感じられるがモダニズムの魂では今でも魅力を失っていなかった
人を寄せ付けないようなコンクリートの壁に、柱や梁、天井までが緩やかな曲線で構成されている
コルビジュエの遺伝子を受け継ぐ彼のモダニズムとコルビジュエイズムとの間往復しながら自分らしさをどこかで表現しようとの思いも伺えた
個性の無い建築家であるように思うが、自分の目でみた経験、感じた感覚を細部にまで行き通らせた彼のこだわりにに、感激を受けました。