音楽と心
福間洸太朗のピアノリサイタルを聴きに東京文化会館へ行った。
年に一度のペースで日本での公演活動を行っている。
彼の音楽を聴き、心が純粋になるのを感じ、そして自分も頑張らなければならない事をいつも心の中で誓って来た
そして今年もその日がやってきた
バッハの「左手のシャコンヌ」
ベートーベンの「エロイカ変奏曲Op.35」
アルベニス「組曲イベリア」
彼の音楽の表現力の成長を感じながらも自分が今までのような余裕をもってピアノの音色に耳を傾けられなくなった事も感じさせられた。
社会人として自分の考え方も純粋ではなくなったのかも知れないし、それから彼の音楽自体もより複雑に表現されてきたのかもしれない
前者が正しいのか後者が正しいのか分からないけれど、今までの彼のコンサートとは一風違った感じがしてしまった。
自分の心を客観的に見れる時間、そのためにもクラシックに触れる時間が大切だと感じました。