フランク・ロイド・ライトの魅力
- 作者: フランク・ロイドライト,Frank Lloyd Wright,山形浩生
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
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建築の近代三大巨匠と言えば一般的に
フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)
ル・コルビジュエ(1887〜1965)
ミース・ファン・デル・ローエ(1886〜1969)
と言われている。
まず近代という定義が曖昧な部分はあるけれど、この三人の建築家が上がる。ライトは近代巨匠ではないのではないか?なんて思っていたし、きっと理論的に建築を始めた人には理解しづらいし、感覚的に始めた人には逆に取っつきやすいわかりやすい巨匠なのかもしれない。
この三人の巨匠の中で一番自分が理解していない建築家はライトだ。独創的では有るけれど、何が近代的なのかずっと分からなかった。分かるようになったのは最近で、むしろモダニズムの時代にあっても個性を押し出したいという建築家の欲があるために、ライトファンは他の二人より多いように思う。
有名な建築物が建てた建物が良いとは限らない。逆に言えばマニアック過ぎて、伝わりにくくなっている部分もある。でも有名な建築家は情熱的であることは誰もが認める事であると思う。そういう意味でも、その情熱を目で見るってのはとても大事だし、又そういう建物に触れられる東京って街はすばらしい街であると思う。
そして自分も情熱的になりたいと思う。