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リリー・フランキーの「東京タワー」
泣ける一冊でした。
リリー・フランキーの家族とその生活の様子が本当にまるで自分の家族のように伝わってきた。
プライバシーという言葉が彼にはないのかと思うほどの一冊だった。
そういうことを書くことに対していろいろ賛否はあるように思う。
生きることは表現すること。
この言葉が正しいとすると彼のやっていることはものすごく評価できるものであると思う。
僕はずっとこの考えを否定してきたけれど、最近になって少しづつそうかなって思えるようになってきた。
表現するには自分がそこにもろに出るし、理屈がそこになければならない。自分の生活をただ書いているだけなら表現いていることにはならない。
そこに感情や面白さ、情を表現している彼に僕は感動しました。
家族ものはやっぱり泣けますね。。
僕が本で泣いたのは家族ものだけ。
それだけ家族ってすごい存在なんだって改めて感じました。
感謝しなきゃだな。