takatomboのひとりごと(子育てパパの日記)

男性の子育てってなんだ?どこまでが子育て?毎日の気づきをブログに書きます。

フレームの考え方

d5flection2010-02-02

図面にはフレームがあります。

図面の名称・会社名・責任者・担当者・日付・番号・ページ等を書くスペース。

印刷や青焼きをするのが前提であるために、そのフレームは印刷可能範囲より少し内側にある。

基本的にこの考え方はコンピューター上のソフトに共通していて、フレームを形成している。

絵画でも昔からフレーム(額)の中に絵画を入れて飾るのが一般的である。

しかしだ。

現代アートの多くは額なんてものに入っていないものが多い。入っていてもそれはスチール製で細身のプロポーションのものが多い。

駅や街に貼ってあるポースターにも額なんてものは存在しない。

リーフレットだって、パンフレットだってフレームなんて存在しない。

ただ建築図面はいまだにフレームがある。そしてそのフレームはこれからも続くかもしれない。

そしてある程度上の年齢の人達はフレームを無意識に考えているのではないだろうか?

フレームの無いものにもフレームの分だけスペースを空けている。


そしてそれを標準として考える。

たいした事ではないけれど、そうやって見るとなんとなく理解出来る気がする。

フレームがあるとダサいと思う世代と、フレームが無いとなんとなく違和感を感じる世代。


好き嫌いの世界だからしょうがないけれど、どうしてそういう違いが生まれるかを探ってみるのは面白い。