欲望
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
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禁欲的な時代から開放的な時代になり「欲」を全面に出せるようになってきた。
インターネットの普及によりその傾向は一段と強くなった。
脳学者の視点というよりはエッセイを読んでいる感覚に近く、読みやすく面白かった。
倫理感というものをやはり大事にしていかないとこれからの時代なんでもありの時代になりかねないと思った。
コンピュータが普及し、これからはやはり自分の頭で欲望をコントロールしていかないと脳の欲望に勝てなくなる気がする。
人は社会の中で生きていて、その中で子孫繁栄という大きな使命をかかえて生きている。
どう生きるか?ありふれた本と同じ問いかけだけれど、読んでみる価値はあります。