椅子に座って
仲の良いおじいさんとおばあさんをみた。
長く一緒に居るってそれだけで尊敬できちゃうね。
飽きる事だってあるだろうし、嫌になることだってきっとあるだろうね。
でもそれでも一緒に居られるってすごいことだよね。
僕には今まで人生でずっと大切にしてきたものより新しく出会って去っていったものの方が断然多い。
携帯電話は2年、服は3年、バックは5年、買っては捨ててきた。
これからもたくさんのものを捨てていくのだと思う。
もう若くもないし、流行にもとてもじゃないけれどついていけないし、革命が起こらない限り自分の趣味ももうそんなに変わらないだろう。
おじいさんになってもいつも隣に居てくれるパートナーを一つでも多く持つこと。
そしてそんなパートナーに出会う事。それが今後のテーマだ。
おじいさんになった時、どんなパートナーの椅子に座ってお茶を飲んでいるのかなぁ。
ヤコブセンのアントチェア?
コルビュジエのLC2?
ミースのバロセロナチェア?
それとも世界に一つしかない手作りの椅子かなぁ