日本五輪野球

お盆を利用して五輪野球を見続けたけれど、予選四位は実力からいって妥当な成績であると思う。

準決勝へ駒を進めた星野ジャパンだけれど、どうもこのオリンピックを見ていてなんとなく日本の野球スタイルがどこへ向かっているのかと思う。最近の高校野球やプロ野球を見ていてずいぶんと大味、大文字の試合をしているように感じるのは僕だけなのかな？

見るからに僕が子どもの頃よりレベルが上がっている。球場が大きくなっているにもかかわらずホームランは打てる選手が多くいるし、技術だけでなく外国人選手に見劣りしないパワーのある選手も多数いると思う。そのせいなのか日本的野球が少しだけおろそかになっている気がしてるのだけれど。。。

今回の五輪では逆にキューバ、韓国の方が牽制球や盗塁、サインプレーなどを練習しているような気がする。日本の野球が世界にまねされて、肝心の日本チームは大味の試合をしようとしているように思えてならない。

日本のレベルは世界ランク四位。見ていて妥当な線だと思った。明日は準決勝。これからは実力だけではなくチーム力、運といろいろな条件とともに勝敗が決まる。強いものが勝つのではなく勝ったものが強いのだ。

がんばれ日本