清原和博選手ありがとう

残念な知らせではあるけれど、よくここまでやってくれたと感謝したい。俺が野球を始めたのは小学校3年生。その時点で清原はプロ野球三年目の選手だった。ようする清原を見て、憧れて野球を始め清原のホームランをいつも楽しみにしていた。その清原の活躍が見れなくなるのは寂しい。チャンスにはめちゃくちゃ強い割りに、内角球が苦手と言う致命的な欠点を持ち、強気でよく球団や関係者と喧嘩すると思えば、人一倍練習する姿勢や尊敬する人への頭の低さなども清原の人気の一つであると思う。すごい選手でありながら人間味にあふれたスーパースター。その清原の最後に一目見ようと16日に西武ドームに足を運んだ。試合開始前に清原はライトスタンドの西武ファンの前まで歩いて行き深々と頭を下げた。8回清原がネクストバッターサークルに出て来ると球場全体がどよめき始め、代打清原が告げられると球場全体がものすごい歓声に包まれた。スタンディングオーベーションをする人、席を無視してベンチ裏に人が群がり球場は異様な空気に包まれる。清原が打席に立つとフラッシュの嵐。とにかく試合がそこで止まって清原のショーが始まった。そんな感じがした。結果はピッチャーゴロだったけれど、いいものを見せてもらったし、たくさんの夢をありがとうと言いたい。