装飾
時代は繰り返されるらしい。
装飾を極端に嫌う今の近代建築もかつてロバート・ベンチューリの書籍(「ラスベガス」鹿島出版会)の中で否定され、モダニズムの時代が一瞬疑われた時期があった。
自分は大学でモダニズムを学び、最近の建築家の本を読みあさった結果、モダニズムの考え方で考える事が出来るようになった。出来るようになったと同時にそういう風にしか考えられなくなったのかもしれない。
社会人になり、思想は生きていくためには必要ではないことが分った。ただ、社会の流れの中に流されにくい人間を磨くことが出来たのではないかと思っています。
社会は自分が思っていたよりも単純で、思っていたよりきれいではないもののようにぼくには映っています