福間洸太郎ピアノリサイタル
福間洸太郎のピアノリサイタルを聞きに行った。
香山壽夫の設計した彩の国さいたま芸術劇場できれいな劇場だった。
今回も特別緊張はしていなかったと本人は言っていたけれど、僕から見るといつもより堂々としていてちょっと硬い顔をしていたように思えた。
曲の中で特に印象に残ったのはI.アルベニスの組曲「イベリア」だった。
楽しそうに弾く彼を見ているとこっちも曲に自然とのっていける。
アルベニスの祖国スペインの民族的手法に融合させた独特な曲を聞きながら行ったのことのないスペインの街を思い起こして聞けた。
彼のコンサートは来年の3月まで日本ではやらないらしい。
来年の3月僕はどんな人間になっているのだろう。
彼もきっと成長しているだろう。彼のように僕も大きくなっているといいなぁ。