建築への信頼
構造計算に偽りがあったというニュースが日本中を駆け回っている。
いいニュースではない。建築界全体への信用度がなくなってしまっている。
震度5強で倒壊の可能性があることを知っておきながら図面を作成する。
建築をやるものとしての一番の責任を拒否したかのようなこの事件は本当にあってはならないものだ。
建築をやる人間としてそこを忘れてはならない。
最悪。。。ホント最悪。。。
震度5強の地震なんてそんな珍しいものではない。ハウスメーカーは地震で倒れないのは当たり前の世界に入っているし、今は二次災害をどれだけ防ぐかを研究しているぐらいなのに。。。
設計事務所はただでさへ、認知度が低い。それは日本人がデザインに興味が無い事とブランド、メーカーを好むという習性があるからなのだろう。
でも最近だんだんと設計事務所の個性的な部分が認められてきて、建築ブームが到来したというときにこの事件。本当に最悪です。
これが氷山の一角で無い事を祈っています。