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建築において屋根という存在は一体何なのであろうか?
住宅規模で街を見ていった時に屋根とは雨や風邪や熱、空間を外部とは違った空間にするという要素が強い。
しかし街の規模で屋根を見た時にタウンスケープをつくり上げる一つの要素でもあると考えられないだろうか?
チェコの町並みである。この赤い屋根がこの街を特徴付けている、その中でも屋根の要素が町並みをつくっていると言えるだろう。。
フランスの町並み。高さをそろえた屋根が集合する事でパリ特有の町並みを形成している。
町並みは屋根の要素が強い。町並みとして考えた時の屋根と言うのは街を特徴づける役割を果たしている事が見て取れる。
こうしてみてみると人々が集まり生活する事でタウンスケープが誕生した。そのタウンスケープは屋根によってつくられていると上記の例からも言えるのではないかと思う。