学生の立場から言えること
今日は建築家岩崎堅一先生と高橋てい一先生の講演会を聞いてきた。今まで現代建築を支えてきたこの二人の貴重な講演を聞けとても勉強になった。
「夢があれば誰でも建築家になれる」という題で建築家には夢がなくてはならないと言う事を強く二人は語っていた。
イマジネーションがないと、デザインは経済に負けてしまう。
特にこの日本と言う国は全く都市景観に乏しい国であると言われていて世界の中でも負けないくらいの独自の文化を持ちながらそれを十分に生かすことが出来ていない。
戦後を向かえ人々は生きることに必死だった。僕はもちろんそんな状況を知るはずもなくただ本を読んだり話を聞いたりして想像するしかない。がその当時景観をどうこうするという余裕がなかったのではないか?
もちろん庶民だけでなく政府が余裕がなかった。その余裕のない政府を余裕のない庶民が止めることが出来なかった。ただ上を向いてとりあえず頑張ってきたのだ。
1964年のオリンピックのための整備として日本橋の上空を高速道路が走る事になった。どうしてこのような事になったのか?
用はやっつけなのだろう。。
高速道路を期日までに造らなければならない。
どうしよう。。。
川の上に何もない。。
もう時間もないし川の上に高速道路を走らせよう。。。
こんな具合なのだろう。きっと。
やっつけって怖いね。。
俺もやっつけでよくレポートや提出物、夏休みの宿題やったな。。
やっつけでやったものは何も覚えていない。意味がなかった。
建築はやっつけでやると意味がないだけでなく、負の遺産となり後世に伝えられる。
それだけ責任を感じてやらなきゃいかんな。
お国のお偉いさんも、政治家も、建築家も。。
夢を持って生きようぜ。。
学生からのメッセージでした