人ごみ

人ごみにまぎれて毎日通学している。これだけ人が集まるもんだなと感心しながらも、髪の色まで一緒な人間があれだけ並んで歩いていたら、何かの宗教儀式に思えてもおかしくないような光景だ。市川拓司さんのような純粋な本を書けるような人間はこんなところからも生まれるのだろうか？？「死んでもここなら分からないのではないか？」とそんなことを思ったくらい周りの人は無表情に前に進んでいるように思える。そして自分もその一員であるということを感じられた。電車の中では誰もが下を向き座っているものはバーチャルな世界へと入っていってそこで小さく自由を勝ち取っているのだろう。東京湾も死ぬほど汚い。あの湾を見ているともう人間も人間じゃなくなって着ていることがわかる。こんな世界で僕らはどうやって生きていくのだろう。世界ではあと四年間はブッシュの戦争が行なわれるわけでしょ。目をつぶって生きますか？？それが一番ラクですね。。。その前に死んだ方がましかな？。。