takatomboのひとりごと(子育てパパの日記)

男性の子育てってなんだ?どこまでが子育て?毎日の気づきをブログに書きます。

華氏911

三年生になると忙しさもあるけど時間が自分の時間が出来るのも少しうれしいな。映画館で華氏911を見てきた。今まで自分の中にあったブッシュ大統領イラク戦争に対するイメージががらりと変わってしまった。戦争は報道される。毎日のように新聞やテレビで知ることが出来る。でも知ることの出来ない部分もたくさんある。ほんの一部分を見て戦争を論じている。情報がそれしかないのだからそれを信じるしかないのかもしれない。でもそんな世界は小さくはないしそんなもんじゃない。全く違う視点でデミー・ムーアが画いたように思う。結局この映画も正しいかどうかなんて分からない。それは彼自身の感情もこの映画の中に入ってしまっているからだ。ただこの映画の良いところは、日本の報道と違ってエグイシーンや、ブッシュへの強い批判を出来るという所にあると思う。日本の報道機関は戦争で無残な姿になった人達を映すことはタブーとされている。食事をしている人や幼い子どもへの配慮なのかも知れない。だけれどもオランダで見たテロシーンではかなりエグイシーンを普通にテレビで写していた。国によってもその考え方はさまざま。。聞いた話によると、ドイツでは飛行機が落ちて犠牲者が出た時にその人の名前をテレビで好評しないのだという。プライバシーの侵害だと。。。。
要するに報道は人がつくり、他の人の手によってある程度操作され僕らに届いている。全て信じてしまうと大変なことになる。報道に僕らは縛られているといっていいと思う。あの映画を見たあとにイラク戦争を支持する人なんていないはず。こんな事も知らないで選挙に投票していた自分が本当に情けなく思うよ。ホントそう思う。友達に「知らない事は罪だ」と言われたことがある。知らなかったじゃ済まされない事だよね。僕もイラク戦争に参加した国の方針に一度は賛成した人間として僕にもこの戦争の責任があることを今日は深く考えさせられた。。