スイス学生館
コルビジュエの建築。太いピロティーに支えられた宿泊棟、この建築にみな興奮し、建築家は常に意識をする存在、コルビジュエが1933年に建てた。思ったよりスケールがあるわけではなかった。そのコンパクトなプロポーションは実際に雑誌で見ていたものがひょっこり出てきたみたいな感じであった。
深く張り出したブリーズソレイユにカラフルな色が塗られているファサード。一階部分を見学させてもらった。どこを見渡しても複雑な作り方をしておらず、モダンさを出していた。不思議な暗さの空間であったが、嫌になるような暗さではなかった。階段から上方を見上げたときコルビジュエの断面図が頭の中に浮かび上がってきた。
実際に経験してみることが何よりも大切なんだなってその時思った。でも勉強不足も相当きになったけれど。
1994年アンリ&ブルーノ・ゴダンの設計
このスタジアムを横切りながら岐路に帰る。
すっかりあたりは暗くなり、ちょっとまずい雰囲気になってきたななんて考えながら地下鉄の入り口で酔っ払いに切符を取られそうになったけれどまあ何とか無事に家に帰る事が出来た。
家に着くと洸太郎が飯を作っててくれた。うまかった。何せほとんど休憩しないで12時間以上歩いていたのだから。。片付けは俺が担当して今日も一日が終わりました。