takatomboのひとりごと(子育てパパの日記)

男性の子育てってなんだ?どこまでが子育て?毎日の気づきをブログに書きます。

パリヘ

アラブ世界研究所

パリの街を歩く最初の日だ。。本当にきれいな街だった。パリの街は大きいそして美しいこんなところに4日もいれると思うとホント幸せな気持ちになるよ。

パリ1日目。。


一番最初に行ったのは、オルセー美術館。。朝早くだけれど、もう観光客何かで人だかりが出来ていた。全てに重みを感じる。何でと思うぐらい人がいてびっくりしたけどいったん中に入ると美術館というイメージを全く持っていない大きな大空間が目の前に現れた。。さまざまなジャンルの絵を見ているうちに午後二時になってしまった。館内に入るのにボディーチェックを受けないといけない状態。。中に入ると大空間に驚いた。美術館ってものの固定概念を吹き飛ばした作品。印象派を中心に多くの作品が集められていて作品だけでも十分なのに建築もまた大きな美術作品となっている。

美術館と言うのは疲れるものだ。しかも旅行中だから、美術館行ったあとのんびりする時間もなんとなくもったいないのでひたすら歩くことにしたのだ。街中をぶらぶらゆっくり歩くことにする。



だいぶ疲れて来ちゃった。ノートルダムの中で少し休憩。


話にならないくらい歩きつかれた。教会って人々の休憩場所でもあるのかな。席もいっぱいあるし静かだし、日本にもこういう場所を作ればいいのにな。誰でもゆっくり出来る場所ってね。あきれるぐらい歩いたけどまだまだ歩かないと。。


次に行ったのはアラブ世界研究所。。ジャン・ヌーベル設計のこの建物は世界を代表する建築家に今ではなっているがこの作品から始まった。

写真で見るより小さい印象を感じた。建物のファサードが光窓になっていて自動で動くらしいが今では壊れていて職員が操作しているとか。。セーヌ川へ向かっていると右側に見えてきたこの建物。実際に見てみると本当に一つ一つのグリットが大きくてびっくり、中はギャラリーになっているのでゆっくり中を見学することに。。中庭の大理石に包まれたつくり階段やエレベーターコアの位置図書館の螺旋書庫どれをとっても今まで見たことの無い不思議さを感じた。この建物にはいくらかかっているのだろうか?よく分からないがきっとものすごく金をかけているように思えた。実際にこれだけの金を掛けることにより、一般の人への関心が高まったのだと思う。その上設計自体もユニークであるのでこの建物はものすごく評価されるようになったのではないかと思った。もしお金を掛けずに同じ空間を造ったとしても、空間としての良さは人にはなかなか伝わらないものだよね。。そういう意味では印象ってものすごく大切なものであることがわかる。セーヌ川方面から見ると高さを抑えていることも自然と理解できる。。。川の局面に沿って建物を建てている所も一つの提案であり。室内からの眺め、屋上からの眺めもなかなかよいものであった。一階部分は天井だか2.1mという経験したことがない空間を造っていて、高級感があふれる建築にふさわしくない不思議な空間であった。



国の行事等に使用される国有動産類を保管・修復するための施設であり、オーギュスト・ペレの代表作。。と言われても今一ピンとこない。勉強不足で眺めてそこの場所を立ち去った。


次に見たのはクリスチャン・ボルザンパルクのオート・フォルム集合住宅。彼は直線的な集合住宅に住んでいる人に閉所恐怖症や広場恐怖症といった心理的に異常なシンドロームが多く見受けられたことを痛切に感じ、この建物を建てたという。

高密度の住宅であるので、こちらに迫ってくるような迫力がある。別にここに住んでもシンドロームがおきないようには少しも感じられなかったけれど、個性的で広場などのパリの町並みを意識しているんだろうなって少しだけ感じられた。

この建物もついでに見ました。ボルザンパルクの13区の老人ホーム。シンメトリーで道に対して距離を置いていない建物だけれど、伝統を重んじたような重厚な趣があった。


1934年の作品で「ノルマンディー号」の船内を設計したデザイナーによるもの。機能美を目指す建築であるそうだ。僕らもきっとこんな学校で育ってきたらもっとクリエイティブな子になったんじゃないかなってそんな風に思った。