takatomboのひとりごと(子育てパパの日記)

男性の子育てってなんだ?どこまでが子育て?毎日の気づきをブログに書きます。

パリ2日目

パリ2日目

まず朝一にピカソ美術館へ

壁や天井を構成する面を切り取り操作する事によって空間と空間をつなげたり、間接照明を仕込んだり出来、独特の空間をつくっている。リノベーションではあるが設計者ロラン・シムネの特徴がいたるところで理解する事が出来るとともに、現代建築に最も必要とされる光もトップライトや窓から自然に室内に入れている所はさすがだなと思えた。


ポンピドゥーセンターへ。。

大学の授業でもよく取り上げられたこの建築。1971年7月15日コンペの結果が発表された。ジャン・プルーヴェ、フィリップ・ジョンソンオスカー・ニーマイヤーらの審査員によってレンゾ・ピアノ+ジャン・ヌーベル案が一等を勝ち取った。この建築にフランスのみならず世界が驚いたに違いない。外部はまるで美術館には見えなかった。模型がそのまま大きくなったようなこの建築、しかし中に一歩入って見ると案外落ち着いた空間になっている。僕はこの建築を見る前に凄く期待していたので、実際見た時にそこまで凄さを感じる事が出来なかった。内部空間も170m、50m高さ5mというスケールでありながら、内部空間にある展示をするパネルで空間が仕切られていたので、そこまで空間の大きさというものを感じることが出来なかった。しかし、70年代始めに今まであった建築の形とは大きく違い、構造や設備を隠すのではなく、そのまま外部にむき出しに出したという大胆な建築の迫力は今でも健在である。


オペラ座

カルロス・オットの1989年にコンペで勝ち取った作品。たくさんの機能を持った施設であるからか、外観からの中への透明度がなく、スケールがものすごく大きいので、街から孤立した施設のように感じた。人気がなく、活気がなく思えたのもそのためなのかぁ。。?


オムニ・スポーツ・センター

ミッシェル・アンドロー&ピエール・パラの作品。スポーツイベントの場所として活気にあふれていて、建築を皆が理解し、その建築の使い方を皆で作り上げているようなランドスケープがなされているように感じた。図面を見ていないので建築的にはよく分からないけど、いい建築でした。


アメリカン・センター

フランクOゲーリーの作品。ゲーリーの建築を見るのが始めてで楽しみにしていたのに中に入れず。。。外から眺めていると大雨が降ってきた。外ももちろん面白い建築だったけれど、それでは建築の勉強にならない。内部空間を見たかった〜。。残念残念。。