家を設計中 part2
日本の不動産の仕組みによって都心にはこのような細長い土地は山ほどある。
「あっあんな感じかぁ」
なんて誰でも想像出来る土地
プランニングをするにはとても小さく制約が多い。
最初から細長い敷地はだめだと決めつけていたけれど、この土地は実は面白いところがある。
北側と南側で道路に4mづつ接している。と言うことは見た目は間口4mの土地だけれど、実は道路には8m接していると言うことになる。
道路に8m接していると言うことは、4mしか接していない家の2倍近い採光が取れるという利点がある。8m道路に接すると言うことは都内ではほとんど角地でしかありえない間口寸法。そう思えば土地の価値は十分にあると考えられる。
この利点を最大限に利用する事で面白い建築が出来るのではないか?
道路を歩いている人が反対側の道路が見えたり、何となく楽しそうな家だななんて思える様な家が建つといいなと思っている。