夢は隠喩みたいなものだ
〜〜Oさん勝手に使ってすいません。出演どうもありがとうございました。〜〜
眠い
ひたすら眠い
季節のせいなのかはたまたもともとそういう体質なのか
はたまた疲れが溜まっているのか
眠りにつくとたまに変な夢を見る
特に友達でもなく、あまり話したこともない、言い方は悪いけれどどうでもいいクラスが一緒だけだったヤツが突然俺様の夢に出てきたりする。
完全に俺のプライベート空間である夢の中にノコノコと入ってきて、何をするかと思えば、たいがいそういうキャラの人物は何もしない
「お前今頃何しに来た?しかも夢の中に。しかも夢の中でも存在感ないなら出てくる意味ねージャン??!!」 不愉快な気分になる
そんなこと思い始めるとツボにはまる。
もしかしたら俺あいつの事好きだったのかなぁ とか
いやいやそんなの死んでも好きになれないキャラだし、そいつが男だったらさらにいろいろ考えてしまう。
今頃どこかで俺を呼んでいるかもしれない。とか俺のわら人形作って
呪いをかけているんじゃないかとか
そんな悩み(まあたいして悩んでもないけど)をある友達Nが解決してくれた。
彼曰く「夢は直喩的ではなく隠喩的なものなんだよ」
と
要するにクラスメイトに居た彼(存在感の無いO君としよう)が夢に出てきたって事は、例えば最近、そのような存在感の無い人と仕事をしたとか、電車に乗っている不特定多数の代役として出てきたとか、そういった人物達は記憶の中では脳の同じ領域に保存され、それが何かの拍子に出てきたのだろう。」
と ほう それを聞いてなるほどと思うし、安心もした。
好きでも嫌いでもないけど、同じクラスに居るだけで毎日顔を合わせるし、長く一緒に居る事には変わりがない。その記憶に近い人物に出会ったとき脳がその人物達をリンクさせてしまったのだろう。
夢に出てきたO君は勝手に私の夢という立ち入り禁止区域にノコノコと進入してきたかと思ったが、事実はワタクシが勝手に彼をどうでもよい登場人物として本人の許可なく勝手に出演させていたことになる。
不愉快な気分は申し訳ない気分へと変わっていく。。。。
Oさん勝手に使ってすいません。出演どうもありがとうございました。