ZARD 追悼コンサート
ZARD追悼コンサートに行ってきました。
「追悼コンサート」響きはカッコイイかもしれないけれどどうやって主役のいないコンサートが実現するのか内心疑問もあった。
ライブ開場は日本武道館
2004年8月15日僕はこの武道館で戦死者の追悼式を見ていた。首相や天皇の平和への願いをこの会場で聞いていた。
「追悼会」に二年ぶりにここへ帰ってきたのだ。
コンサートは生演奏とスクリーンとの共演で始まった。
コンサートに来ている人達は誰もが「どうなるのだろう?」
「どうすればいいのだろう?」
という疑問を抱えたまま流れる曲と映像を見ていたように思う
普通のコンサートではありえないボーカルのいないライブなのだ。
コンサートの熱気というより、一人ひとりの「追悼」の思いが重く会場を覆っているように自分には感じた
魂
異様な雰囲気、不安は彼女の詩と歌が会場を徐々元の状態へと戻していった。
あまり大きくない武道館に巨大な375インチスクリーン。聞くところによるとこの規模でのコンサートでは異例中の異例のスクリーンの大きさであるらしい
大きすぎる画面
でも主役のいないコンサートを大きく支えたのもこのスクリーンがあったからなのかもしれない
ライブの終盤になりまわりに涙を流している人の姿やスタンディングオーベーション会場全体の雰囲気を感じ取り久しぶりに感動できる時間だったと思う。
靖国神社の目の前1964年に建てられた武道館で主役のいない「追悼」コンサート 場所も演出も曲自信もまた謎に包まれた坂井泉さんもすべてがこれしかないというようなコンサートだったと思う
素晴らしい時間をありがとう