サルバドール・ダリ
朝起きて久しぶりに来る日曜日を嬉しく思う
上野まで行き「ダリ回顧展」を見てきた。
シュールレアリストとして世界の度肝を抜き続けてきたダリ。
レム・コールハースの「錯乱のニューヨーク」の中でコルビュジエとダリのニューヨーク征服に関する文章でダリに興味を持ち始めたのが最初。
印象派のようなきれいで感覚的な絵が人気を集める一方、複雑で夢と現実を行き来するような作品が意外に興味があるのだとダリ展に来る人の多さで感じられた。
作品には作者の思いや夢、自分の身の回りの出来事、時代性、宗教、考え等を作品の中に散りばめていく。
タイトルでさえ作品の重要な一部となる。
見る人はその描かれたものを見て考え理解しようとする。見るというより自分なりに理解する力が作品を見る人に要求されるのだろう。
作品をじっと眺めてその作品を捕らえようとしているのを遠くからダリは見ていてヒゲをいじりながら「オマエラ馬鹿だなぁ」と言っているような気がする。
理解を求めている作品なのに理解する事が不可能である作品
それは彼自信が全てを理解して書いていないことにあるのかもしれないですね。
答えはない。だからこそ見ても眺めても、飽きないのだろうなぁ。。
ダリは最高だぁ