業界改革
業界が冷え切っている。建設業界は思ったより深刻だ。
他の業界の事がよくわからないけれど、3K(キツイ、汚い、危険)の仕事をしていてもお金にならなければ人は集まらない。
職人がいない。
建築士は腐るほどいる。仕事を与える施主はたくさん居る建築士を選べる。
もちろん経済至上主義で落札基準は金。
建築家はお金にならない仕事だからデザインに時間をかけられない。お金が取れないから数をこなす。
お金をぎりぎりで受注するから職人にその痛手がくる。若い職人がいなくなる。
こんな痛痛しい状況の中で建築をつくり続けている。こんな世界に名建築なんて生まれない。これだけ汗水たらして職人が作っても結局は30年経てばゴミの塊。。
こんなものを真剣につくって何になるのだろうか?
業界を活気づかせるためには職人の給料を上げること。受注の量を減らす事。
一級建築士の人数を大幅に減らす事。。。
とても必要な事です。こんなにマンションをつくり続けても日本がパンクするだけ。。
目先だけしか見れないディベロッパーさん、それに指を加えて群がる建設業界、どっちも最低だと思います。
利益を生む事が必要なのは分かっているけれどこのままじゃだめだと思う。業界が違っても似ている業界がたくさんある。
大切なのは利益だけではないと思う。お金のために仕事をするべきじゃない。
そう思います。