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コルビジュエの近代建築の5原則に表されるように地面から切り離され独立した存在感雰囲気をもっている。
自分は建築を学び始めこの近代建築5原則に沿って建築を勉強してきた。
多くの建築家もまた同じようにモダニズムを5原則にのっとり建築論を作っている。
しかしの時代にもそういった現代に根本から否定しようと考えている建築家も居る。
「
反オブジェクト―建築を溶かし、砕く
作者: 隈研吾,
メーカー/出版社: 筑摩書房
発売日: 2000/07
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」
この本を読むまでは筆者の建築物を好きになれなかったけど読んでみて自分の考え方を少し
広げてみる必要性もあることに気付いた。
新しい時代は否定するところからはじまる。根本から疑う姿勢は建築のみならずすべての事に通じるものであると思う。
自分の考えを表現し自分の過去を否定することはなかなか出来るものではない。それが出来る人間にこそ新しい時代を切り開く前衛家になりえるのだろう。