ミッキーマウスの憂鬱
- 作者: 松岡圭祐
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: 単行本
- クリック: 150回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
ディズニーランドは「資本主義の使い」であると言っていた友達の言葉を思い出す。
夢の国
その裏舞台で働く人たちの現実を描いた小説
物語としての内容の面白さはあまり感じられなかったけれど、ディズニーランドの仕組みや組織を、ある程度リアルに描いている裏ずけは新鮮で面白かった。
「夢はみるものではなく、与えるもの」
という言葉にすごく納得させられた。
旧友が「夢見るリアリスト」と自分の立場を表現していた事も頭を過ぎり、
この時代の夢とは何なのか?ということを少し考えてみようと思った。