必要でないものは省く
ミニマリスムの考え方である。
インターナショナルスタイルは過去の様式の装飾をなくしたスタイル
コルビジュエやミースは空間の仕切りをなくしユニバーサルスペースやドミノシステムを確立した。
「何かがない」と言う事は注目に値する。「何かが無い」と言う事は見れば分かる明解さと即物性を持っているが、同時に相対的にすべてが揃っているという全体建築のようなもの、つまり、「意志伝達のための意味体系」をヴァーチャルに浮かびあがらせ、それとの差異によって批評的な強さを獲得する。ーーーー
(塚本由晴 レス建築より)
現代のほとんどの建築家がモダニズムを追及し続けている。
モダニズムの歴史を動きの中で何かを省くと言う事が常に行われてきた事であり、
モダニズムを追求する限りこれからもそれを考えて行くべきであるのだろう。
そのためにも「基本要素の探求」を続けていかなければならないのではないだろうか。
その基本要素の探求という事が以外に難しく頭を悩ます。
それでも時間をかけてじっくり考えて行きたいと思う。