takatomboのひとりごと(子育てパパの日記)

男性の子育てってなんだ?どこまでが子育て?毎日の気づきをブログに書きます。

5回目

朝一に起きて富弘美術館へ、レンタカーのカーナビで道に迷う事はないので時間がある程度読める事に「いい時代になったな〜」なんて感じながら寝ている間に富弘美術館に着きました。

富弘美術館は今年にオープンしたばかりの話題作。ヨコミゾマコトが設計競技で勝ち取った作品。富弘さんが車椅子生活をしている事や、尖った物が嫌いだという事を上手く設計の中に生かしている。建物のボリュームをすべて円を重ね合わせる事によってつくった。車椅子の目線で作品を見るため天井高は低く抑えられ、窓は足元に小さく開けられている。
その窓から、、富弘さんが絵に描く小さな花が見えてくる。見に行くまでは円の組み合わせで空間が上手く造れるのか疑問であったけれども、実際見てみるとすごく面白く、建築の新しい形を作る事が出来たのではないかと思った。
富弘美術館を出て鬼石多目的ホールへと向かう。

鬼石多目的ホール。田んぼの中に突然ガラスの曲線で囲まれた建築が現れた。実際コンペ案を見ていた時の印象より、透明な感じがしない。それは天井スラブの厚さとサッシがはっきりと見えてしまい、建物の透明性というのが模型上よりなかったという感想だ。実際コンペの時の案のほうが僕は好きだ。広場の取り方とか建物と建物の間の空間とかコンペ案の時のほうが説得力があった。妹島和世は室内に入った時の目線、それから建物の周りの空間が観客席にもなる建物と一体となった空間を作りたかったのだと思うけれど、結局それがきれいに空間に現れているようには思わなかった。最後に群馬音楽堂を見てきた。

富弘美術館や鬼石多目的ホールと違ってこっちは近代の建物。世界の巨匠、アントニン・レーモンドの作品。時代を感じさせる重厚なデザインであるが時代を超え今での人々から親しまれている建築物。しまっている上に雨が降ってきたので撤収しました。かなりハードスケジュールではあったけれど、見たい建物全部みたし、温泉も入ったしいい旅行でした。てそのまま今日も学校へ。。疲れているけれども、学校で作業しないと、家にいると寝てしまうから。学生最後の年なので思う存分勉強したいと思う。